ストーブを徹底比較!一番お得なのは石油?ガス?電気?

石油ストーブのおすすめポイントはココだ!

石油ストーブは、灯油を利用するという事もあり、ランニングコストで見ても効率の良い暖房器具です。

温風は使用しなくともある程度の速暖性があって、効率よく部屋全体を暖房することができます。
もし大規模災害などでライフラインが寸断されて電気やガスが止まったとしても、単独で利用ができるので、とても重宝するという大きなメリットもあります。

消費量と料金的な部分を知るには、部屋の広さと燃料の消費量を知る必要があります。
6畳用石油ストープのものでおよそ燃料消費量が0.28Lほどなので、1L当たり100円で計算すると、1時間の使用で28円かかることになり、一日8時間を1ヶ月間使った場合で6,720円程度の維持費がかかることになります。

電気ストーブのおすすめポイントはココだ!

まず、電気ストーブのメリットとしてすぐに思い浮かぶ点は、スイッチを入れてから暖まるまでの時間が短く、きわめて速断性が高いというところです。
また、石油ストーブと違って灯油の臭いもしないため、そういった意味でもかなりポイントが高いのではないでしょうか。
本体の価格も非常に安く購入でき、大きさもコンパクトにできているので置き場所をとらないで利用することができるという点でも、かなり良いでしょう。

しかし、熱効率はそれほど高くないため、部屋全体を暖めるにはなかなか難しいので、ある程度スポット的な場所での使用に絞られます。

電気料金を計算するとしたら、最大1,200Wで使用すると1時間で約24円、一日8時間を1ヶ月使った場合で5,760円ほどの経費となります。

ガスストーブのおすすめポイントはココだ!

石油・電気・ガスストーブの3つで比較した場合、その中で最もガスストーブは熱効率が非常に高いので、部屋を暖めるのも短時間で可能になります。

またガスの燃焼時に水蒸気が発生するために、部屋の内部が乾燥しないというメリットがあります。

石油の暖房器具のようににおいもほとんどなく、途中で燃料を補給したりする必要もありません。

ランニングコストは6畳クラス2.44kWタイプのガスファンヒーターの場合、LPガスを使用すると使用量が0.043m3となり、ガスの従量単価450円で計算すると1時間当たりの料金が19円となり、一日8時間を1ヶ月使った場合で4,560円ほどの経費となります。

まとめ

単純比較で言うと、一番ランニングコストがかからなかったのはガスファンヒーターとなりますが、LPガスの従量料金の単価は業者によってずいぶんと開きがあり、石油は季節や周期によって価格が変動しますし、電気代も近年は高くなっていることを考えると、なかなか公平に比較するのは難しいようです。

自分の生活にはどのタイプのストーブが一番良いのか、メリットとデメリットを知って使用するのが良いでしょう。
今回紹介したものは一例であり、価格の変動まで計算に含まれていませんので、あくまでも目安です。
ご理解ください。