電力自由化、家計の節約術

2016年4月からの電力自由化をきっかけに、自分の家の電力使用量と電気代を久しぶりにしっかりと確認したという方も少なくありません。知らず知らずのうちに電化製品を使ってしまい、ご自身の家の電気代に、改めて驚かれる方も少なくはないのではないでしょうか。そこで、今回は、4月からの電力自由化に伴って、ご自宅の契約プランを見直されるという方に、家計の節約術をご紹介します。

◆基本料金契約をチェック!使用量に合わせたアンペアにしましょう。

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複数の電化製品をつけたらすぐブレーカーが落ちてしまうようだと、生活に困りますが、普段からそこまで電化製品を使わないのにアンペアが大きいのは、家計のムダの元ですね。
自分の家の使用量にちょうどあっているアンペアは、夏場であればクーラーをつけて同時にドライヤーをつかって落ちないくらい、だと言われています。
気になる料金ですが、例えば契約アンペアが30Aと60Aでは、月額1000円ほど変わってきます(電力会社によって異なります)。

電力自由化を意識するこの時期だからこそ、日頃の電力契約を根本から見直すのもいい機会かもしれません。

◆時間帯割引契約と比較してみると、おトクになるかも!?

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もし、現在ご契約の電力会社が東京電力であれば、電力自由化が始まる前の2016年3月31日まで、以下のプランを契約することができます!ライフスタイルが夜型の方、ぜひ参考にしてみてください。

[東京電力・おトクなナイト8]
夜間時間:毎日午後11時から翌朝の午前7時まで:12.16円/1kWh(税込)
昼間時間:毎日午前7時から午後11時まで:31.75円/1kWh(税込)

[東京電力・おトクなナイト10]
夜間時間:毎日午後10時から翌朝の午前8時まで:12.41円/1kWh(税込)
昼間時間:毎日午前8時から午後10時まで:34.56円/1kWh(税込)

上記のプラン以外にも、昼トクプラン、夜トクプランなど様々な料金プランを東京電力は提供しています。

ただし、東京電力の既存のプランに変えられるのは、電力自由化が始まる2016年3月31日まで。他社との比較検討の上やっぱり、東京電力と契約しようという可能性も十分ありえます。
4月になってしまって、今までの料金プランが全く変わってしまう可能性もあります。そうなってしまうと、今までのプランは「新規で」契約するのが難しくなります。
ぜひ早いうちに、ご自身のライフスタイルに現在の電気契約プランが適しているか確認し、東京電力の時間帯割引と、各社の電気使用料金を比較して、ベストなプランを選びましょう。

◆特典でお得!
電力料金はそもそも、原価が高く、大幅に電力料金を値下げすることは難しいと言われています。そこで、各社が競って提供しているサービスとして、「特典」があります。
例えば、東京ガスでは、「ガス・電気セット割」を提供しており、電気料金の基本料金から年間3,240円(税込)割引になります。あるいは、「東京ガストリプル割」を選ぶと、インターネットプロバイダの料金が年間最大3,888円(税込)割引など、家計節約のポイントとなりそうです。

自動車をよく使われる方でしたら、「ENEOSでんき」がおすすめ。ENEOSカードでの支払いで、ガソリン代が値引きされたり、その他クレジットでANAのマイルが貯められます。

それぞれのライフスタイルに合わせて、よく使うサービスが特典になっていれば、これほど嬉しいことはありませんね。各社によってかなり異なる特典を提供しておりますので、細かいところまでよくチェックするのが家計節約のコツとなりそうです。