簡単にできる節約術「光熱費(ガス・電気・水道)」編

毎月かかる光熱費。
一人暮らしでも、家族住まいでも、光熱費って意外とかかるんです。
今回はそんな光熱費を節約できる、いますぐ試せる方法をお教えします。

見直しPOINT⇒料金編(ガス代・電気代・水道代)

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①お得な料金プランへの乗り換え(電気)

2016年4月から、電力会社を自由に選べる「電力自由化」が始まります。
これを受けて、自分のライフスタイルに合った電気プランに乗り換えることで、節約につながります。

②でんき家計簿をつけよう(乗り換えと合わせてご利用ください)

電気代の節約を目指すためにかかせないのが「でんき家計簿」です。
過去のデータをもとに、料金プランのシミュレーションをしたり自分の家庭と似た家庭の電気料金を比較することができるので、使い方のムダを知ることができます。
(「でんき家計簿」は東京電力(株)のサービスですが、他の電力会社でも類似のサービスがあります)

③契約アンペアを見直そう

自分の契約アンペアをご存知でしょうか。契約アンペアを選ぶときのポイントは、同時にどれだけの電力を使うことが予想されるかによって違います。テレビやエアコン、冷蔵庫、炊飯器、電子レンジといった家電は、一般的には40-50A(アンペア)が目安とされていますので、それを同時に使わないという場合は下げることで節約が見込めます。

④お得な料金プランへの乗り換え(プロパンガス)

2017年4月から、ガスも自由化されます。それを受けて、お得な料金プランに乗り換えることでかなり節約につながります。例えば対象機器はいろいろあります。一例をあげるとマイホーム発電、床暖房、浴室乾燥機、ミスト機能を組み合わせると最大約40%もお得になるというものも。「工事が必要になるので我が家には関係ない」と思った方もあきらめるのはまだ早いです。ガスファンヒーターやガスストーブなど多くのご家庭にあるガス暖房機でも割引を適用できる可能性があるので、ぜひチェックしてみてください。

⑤光熱費の支払い方法でお得なのは

光熱費を支払うときに使用する方法でも、節約を見込めます。それは口座振替やクレジットカード払いにすること。変更することで割引があったり、ポイントを貯めたりできます。

見直しPOINT⇒使い方編

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①キッチンの見直し

冷蔵庫の温度設定を少し下げたり、食材を少し詰め気味にいれたほうが節約になるそうです。また、ご飯をずっと保温にしておいておくよりも、その都度電子レンジで温めたほうが電気代の節約には繋がります。電気ポットも、保温の状態でおいておくよりもいるときにあたためるほうが電気代が抑えられるのです。「あまり保温にしない!」ということを覚えておいてください。

②リビングの見直し

エアコン、掃除していますか?ここにも節約ポイントがあるんです。エアコンのフィルターを掃除することで、節約できるだけでなく気持ちよく使うことができるので、ぜひ掃除してください。またエアコンの温度設定を一度抑えるだけで10%の節約につながるんです!知っていましたか?冬に大活躍する床暖房や電気カーペットも、温度設定を見直すだけで変わってきます。テレビは画面を少し暗くすることで目にも優しく節約にもなります。

③バスルームの見直し

お風呂にお湯を溜めて入るのと、シャワーを浴びるのと、どちらがお得かといえば、世帯の人数によって変わってきます。4人以上であればお風呂につかるほうがお得になります。しかし、追い炊きをすると電気代が月に400円かかってしまいますので、間隔をあけずに入るとよいでしょう。シャワーも、1分流す時間を短くするだけでかなり変わってきます。ドライヤーの消費電力にも気を付けてください。

④トイレ・洗面所の見直し

まずトイレは温水洗浄便座のふたを閉めることです。さらに便座暖房や洗浄水の温度設定も低めにすることで節約効果は倍増します。また、トイレの「大」と「小」のレバーをきちんと使い分けることで最大25%の節水になります。洗濯機はやはりまとめ洗いと残り湯の利用が有効です。さらに、洗剤も適量にしてくださ。少なすぎるとよく洗えていないし、多すぎるとすすぎの水を余分に使うことになるので、適量にすることを心掛けましょう。

⑤待機電力の見直し

実は、消費電力の6%が待機電力によるものなのです。待機電力とは、プラグにさしてある状態のことで、これは使わなくてもかかります。使っていないのに差しっぱなしになっているものは、コンセントから抜いたり、主電源を切ることで防ぎましょう。

⑥調理方法の見直し

まず基本的なことですが、煮物を作るときは電子レンジで下ごしらえをしたり、圧力鍋を取り入れたりしましょう。そうすることで、加熱時間を抑えることができます。

見直しPOINT⇒番外編

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①家電に頼らない生活

夏は緑を利用した「緑のカーテン」や、見た目にも涼しい「風鈴」などで体感温度を下げる!扇子やうちわで自分で涼しくする工夫など。冬は日本伝統の湯たんぽで体をあたためたり。昔は日本伝統のものでその季節を乗り切っていたので、昔の知恵として利用する価値はありそうですね。

②無料のエネルギー源を利用しよう

最近小型の太陽光パネルで、スマホやタブレットを充電することができる商品が出ているので、それを利用するのもあり。電気代の節約としてだけではなく、非常用の備えにもなりそうなので、一つ持っておいても良いかもしれませんね。