【夜型の生活の方にオススメのプラン】
4月から始まる電力自由化。参入会社は200社を超えるということで、いったいどの会社を選んだらいいの？と迷っていらっしゃる方も多いと思います。電力使用料金については、使う時間帯によって料金を変えている場合と、24時間同じ料金の場合とがあり、注意が必要です
今回は、都内の夜型の生活をしていらっしゃる方にオススメの、電気代を節約できるお得なプランをご紹介します。24時間同じ料金だけれども、お得な「東燃ゼネラル石油」のプランと、「東京電力の従量電灯プラン（24時間同じ料金になります）」の比較と、夜21時から翌日朝5時までの時間帯に電力使用料金がかなりお得になる、「東京電力の夜得プラン」をご紹介します。
◆myでんき従量電灯B（40A) by 東燃ゼネラル石油
《どんな会社？》
東燃ゼネラルグループは、かつてのモービル石油、エッソ石油、東燃、ゼネラル石油の四社をベースとした、製版一体の企業グループ。政府の登録小売電気事業社でもあり、1994年から約20年以上にわたる電力販売の実績があり、電力供給において信頼のおける企業だといえます。
どれだけお得になるのか、利用料金で比較してみました。
【myでんき料金表（月額）】
| 契約種類 | 契約容量 | my でんき基本料金（1契約につき、税込） |
| 従量電灯 B | 30A | 817円13銭 |
| 40A | 1,067円04銭 | |
| 50A | 1,333円80銭 | |
| 60A | 1,583円71銭 |
【東京電力の従量電灯B-Cと比較したときの年間の割引額】
| 割引率 | 契約容量 | 月々の電気使用量と年間の割引額 | ||||
| 100kWh | 200kWh | 300kWh | 400kWh | 500kWh | ||
| ３% | 30A | 1,000円 | 1,900円 | 2,800円 | 3,900円 | 5,000円 |
| ５% | 40A | 1,800円 | 3,300円 | 4,900円 | 6,700円 | 8,500円 |
| 50A | 2,000円 | 3,500円 | 5,000円 | 6,800円 | 8,600円 | |
| ６％ | 60A | 2,600円 | 4,400円 | 6,300円 | 8,400円 | 10,600円 |
＊比較対象となる東京電力の電気料金は2015年11月時点
＊契約容量10A, 15A, 20Aのサービス提供は無し
◆まずは、契約アンペアを確認してみましょう。30A以上なら乗り換え検討の価値アリです。
◆申し込みはお早めに！2016年4月以降は、切り替え申し込みが集中する可能性が高いです。すでにスマートメーター設置済みの方は3日〜1週間くらい、スマートメーター見設置の方は、最短でも約2週間程度切り替えに時間がかかります。
【東京電力の様々なプランには3月末までに切り替えておくのがオススメ】
◆東京電力の様々なプラン
夜しか主に電気を使わない！という世帯には、オススメの「夜得プラン」があります。現在従量電灯B-Cプラン（24時間、同じ料金設定）にしている方は、こちらのプランも検討してみる余地があるかもしれません。
【夜得プランの料金について】
| 単位 | 料金 | |||
| 基本料金 | ６kVA以下の場合 | １契約 | 1,296円00銭 | |
| ７kVA〜10kVAの場合 | 〃 | 2,160円00銭 | ||
| 電力量料金 | 昼間時間 | 最初の90kWhまで（第一段階料金） | 1kWh | 24円03銭 |
| 90kWhをこえ、230kWhまで（第二段階料金） | 〃 | 32円03銭 | ||
| 上記超過 | 〃 | 37円00銭 | ||
| 夜間時間 | （21:00〜翌5:00） | 〃 | 12円48銭 | |
夜間のみ電気を使用するライフスタイルの方は、東京電力の夜得プランも検討してみてはいかがでしょうか。ただし、夜得プランの新規加入は2016年3月31日まで。4月から新しい料金プランになるためです。３月31日までにこちらに切り替えた場合は、4月以降も、引き続き同じ料金プランを利用できるそう。新しい電力会社に切り替える前に、東京電力のプランも要チェックですね。
