丸紅

巨大グループ

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日本が誇る大手商社の丸紅は、生活産業・素材・エネルギー金属・電力プラント・輸送機といった5グループと18本部によって幅広い産業展開を行っています。その中の電力プラントグループは世界23ヶ所でも豊富な実績を持っています。例えば、海外発電事業・海外発電所建設プロジェクト・発電所保守運転サービス事業にプラスして、国内電力事業や国内電力小売事業(PPS)を展開しています。国内ではPPSはフロントランナーとして走り続けています。
2014年には、国内火力発電資産の運営・管理を手がける丸紅火力株式会社を設立し、 国内で電力の売買業務を手がける株式会社F-Powerより同社子会社で天然ガス複合火力発電資産を保有運営する株式会社中袖クリーンパワーの全株式を取得するニュースも記憶に新しいところ。

再生可能エネルギー

丸紅グループは国内17地点にて発電所の建設実績があります。火力発電、水力発電、風力発電、太陽光発電(メガソーラー)、バイオマスといった再生可能エネルギーにも重点しています。丸紅が新電力業界の中で唯一30MWを超える規模の水力発電を自社で保有しています。保有する発電設備の中で再生可能エネルギーの割合は約7割を占めており、地球環境を考慮したエネルギー開発を行うとともに国内でも着実に地位を確立しているのであります。

また、2016年にスタートする電力自由化に向けて、首都圏で新たに5箇所の火力発電所の運転をスタートさせます。発電能力は現在の10倍にあたる60万kWに増え、特定規模電気事業者(PPS)のなかでは最大規模となる発電施設を所有することとなります。総事業費としては1,500億円にのぼるとされていて、今後、各社のコスト競争においてはかなりリードする形でしょう。

長期安定供給の実績とノウハウ

これはなんといっても丸紅の強みでしょう。2002年に事業を開始して、それ以来10年以上の長期安定供給実績を持ち、高度な電源運用スキルを蓄積しています。消費者にとって通常不安要素となる「停電したら?」ですとか「じゅよう安定供給はされるのか?」の面では、実績が証明してくれ安心に繋がる存在といえるでしょう。

会社概要

 
商号 丸紅株式会社 
設立 1858年5月
資本金 262,686百万円
事業内容 情報・通信システムの企画、設計、ソフトウェアの開発および販売
従業員数 4,485名
株主
  • 金融機関 34.38%
  • 個人 27.74%
  • その他国内法人 6.65%
  • 外国人・外国法人 27.38%
業務内容 5グループ18本部

  • 生活産業グループ
  • 素材グループ
  • エネルギー・金属グループ
  • 電力・プラントグループ
  • 輸送機グループ
代表者 國分 文也